【新唐人2014年11月16日】台湾には、体重が300キロ近くある44歳の男性がいます。アジアで最も太った方だと言われます。先日、大型車で病院に運ばれ、減量のための治療を受け始めました。この治療には全部で3年ほどかかると見られています。
肥満患者の李さんは、400キロの重さに耐えうるシングルベッドを2つつなげて寝ています。洋服は、大人3人をカバーできるほど大きく、腕も普通の大人の腕の数倍はあります。李さんの目標は90キロにまで体重を減らすことです。
記者
「減量できたら何をしたいですか?」
李さん
「仕事を探します」
記者
「目標体重は?」
李さん
「90キロです」
医者によると、李さんは現在、台湾で一番の肥満体だそうです。今回の治療には2~3年かかると見られます。
義大医院・糖尿病手術センター 黄致錕主任
「3段階に分けて治療します。最初の1か月は食事制限で減量し、心血管のリハビリもします。その後 減量手術をします」
病院によると、患者の兄と妹も肥満でした。肥満の家系とはいえ、毎日、砂糖入りの飲み物を飲み、揚げ物を好んでいました。
義大医院・糖尿病手術センター 黄致錕主任
「偏った食生活は啓蒙不足と関係します。政府は啓蒙に力を注ぐべきです。そうすれば超肥満患者が減るでしょう」
李さんは医者と握手をして、自分に活を入れました。できるだけ早く目標体重を達成して、普通の生活をしたいと願っています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/12/a1153485.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)